生きることは動くこと 『LoopExercise®』  

    『LoopExercise®』ループエクササイズ高橋亜紀さん

    プロフィール

    乳がんの手術後でも身体に負担がない LoopExercise®からだほどき®エクササイズ 考案者

    シナプソロジーアドバンス教育トレーナー 日本コアコンディショニング協会 ひめトレ教育トレーナー 月刊NEXT2014年インストラクターオブザイヤー最優秀賞受賞

    ピラティススタジオ・プレマーレ(株式会社プレマーレ代表 )

    高齢者向け体操指導、ピラティス、ダンス系プログラムのレッスン、パーソナルトレーナーとして活動中。講演会や養成業務、日々のレッスンを通してしなやかな心とカラダ作りを提案。

    カラフルなゴムを使ったオリジナルエクササイズLoopExercise®、介護予防運動からだほどき®で運動習慣の普及に勤める。

    生きることは動くこと

    私は乳がんを経験しています。

    今年で10年目を迎えますが、 発症前も治療中もそして現在も運動を通して多くの方と繋がりながら日々を送らせていただいています。

    運動は「病気にならないため」だけでなく、なってしまった後も重要だと感じます。

    これらはQOL向上にとても大切なことです。

    例えば、術後の違和感や痛み、不快な部分から解放される事。

    そして動くことは立ち止まりそうな心を動かすエネルギーに変えてくれる事。

    特に治療後の私にとって運動は心の気分転換に大切なものでした。

    改めて心とカラダとの繋がりを実感した経験です。

    今回ご紹介させていただくエクササイズはどうしたら手軽・簡単・効果的に運動ができるだろう・・・と考えてカタチにした運動です。

    『LoopExercise®』  

    カラフルなゴムを使用して適度な負荷や張力でアプローチを行い、体幹の安定や柔軟性のある伸びやかな身体づくりを目指すエクササイズ。

    このエクササイズは12年前にシニア向けの健康サークルをきっかけに生まれました。現在は運動習慣普及の為にスポーツクラブや【オフィトレ】という企業向け健康トレーニング、セミナー、自治体のイベント、指導者向け動画など、より幅広い世代の方にご活用いただいています。

    写真のようにピラティスのツールとして使用したり、2重にして負荷を高めたり、2本繋げて全身運動に対応したりとバリエーションはたくさんありますが、まずはシンプルに伸ばす、縮める、押す、引く、捻じる・・・。私たちのカラダの可能性をいろんな方向で広げていきましょう!

    今回は5分~10分でできる胸周りを中心とした簡単エクササイズをご紹介します。※痛みや無理がない所からはじめてくださいね。

    Loopゴムの適度な負荷や伸びの良さは楽なようですが、実は安定感を求められるので体幹はサボってはいられません。また、私の様な乳がん術後の身体のケアとして、適度な負荷でより内側から伸ばそうとする動きは筋・筋膜へ良い影響があると実感しています。

    アームワーク1


    ⓵Loopゴムを後ろ側から回し、左右の手にかける(親指を除いた手にかける)
    ②脇を閉め、姿勢を維持したまま、手を左右に開く閉じる。
    ※のど仏から鎖骨までを長くするように


    アームワーク2


    ⓵2重にしたLoopゴムの輪に手を入れる(手の甲を外側にむける)
    ②Loopゴムを適度に張りながら、小指側を天井に向かって上げ下げする
    ※体を反らせないようにお腹に力を入れて胸をひらく

    アームワーク

    ①右手は太ももの上で固定する。左手は手首がまっすぐになるように肘を曲げてLoopゴムを持つ

    ②左手は腕を斜め上方向に向かって肘を伸ばす※刀を抜くような動きをイメージして、反対も同様に行う

    アームワーク

    ①ゴムをかけた右手は太ももの上で固定する。左手は親指と小指にLoopゴムをかけ、手のひらをしっかりと開く

    ②斜め上方向にしっかりと伸ばし、腕の付け根から動かすように腕を内外にねじる。反対も同様に行う。

    アームワーク

    ①左手は前に腕を伸ばす、右手は脇を閉め、肘を後ろへ引く(弓を引くイメージで)

    ②前の腕はゴムを抵抗するようにしっかりと伸ばし、内外にねじる(ドアノブを回すように)反対も同様に行う。

    私のライフワークは『生きることは動くこと』

    動ける身体づくりの為の運動習慣の普及です。

    ピラティスだけではなく、シニア向け介護予防運動やエアロビクス、ダンスエクササイズも行っています。

    ちょっと角度を変えるだけで運動を通して幅広い世代の方と繋がれることがとても楽しいです。

    この夏から地元鎌倉でSUP(Stand Up Paddleboard)にプラスαのエッセンスを加えてより自由に楽しむプログラムの活動を担当することになりました。

    これはSUP+plusという “自然に身を置き、心身ともに解放し、五感を整える”をコンセプトにSUPの特徴を最大限に活かしたプログラムです。

    (日米プロ野球界にストレングス&コンディショニングコーチとして約15年に渡り所属したキャリアを持つ高橋純一氏が考案した新しいトレーニングメソッド)

    私は生まれも育ちも鎌倉なので海は身近な存在。でも実は、身近過ぎてあまり関心がなかったのです。

    治療をひと段落終えたのを機に、地元に向き合ってみようと由比ヶ浜海岸が一望できるピラティススタジオPreMareをオープンしました。

    毎回違う表情を見せてくれる海に癒され、近すぎて見えなかった大切な物に気がつきました。

    SUPのパドルを漕ぐ動作は私にとって胸周りを程よく動かすので良いリハビリになっています。

    自然の中で感じる風、波、おひさま、音、景色、磯の香・・・同じ条件はひとつもなく、『今』に目を向けることができる大事な時間です。

    地元での活動を中心に今後も多くの方に運動習慣の普及を行っていきたいと思っています。

    SUP+plusは5月から10月まで月2回開催予定

    ピラティススタジオPreMareでのプライベートレッスン、グループレッスンは全て予約制

    ご興味のある方はぜひ鎌倉でお待ちしております☆

    ◆住所
    神奈川県鎌倉市坂ノ下32-17 Feel由比ヶ浜202

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